開塾当初の師友塾

創立の精神と目的

現在の教育は、主に偏差値重視の受験体制と管理強化の中で荒廃が進み、「教育亡国」という言葉が生まれて久しい。そうした中、プログラム化された学校教育システムの“輪”からはずれ、精神的に疎外され、その結果、社会から切り離されている児童・青少年が、社会の大きな層を形成している。つまり、学業不振の子、自閉的な傾向を持つ子、学校ぎらいの子、家族とうまくいかない子が年々増加しているのである。このような若者たちは、現代社会の落とし子であり、その責任は歪んだ社会の側(家庭・学校・社会)にもある。この視座が師友塾の立脚点である。

師友塾はクリスチャン・マインドを支柱に、これら疎外感を持つ若者の精神的再生(re-birth)-本来の人間として生れ変わること-をはたす精神鍛練の場を設け、新たな連帯をめざしている。これらの若者が「リバース」し、力強く、愛をもって人生を生き抜いていけるようになることを目的に、国内・海外における教育実践と研究及び言論・出版活動を行っている。創設以来36年間、この教育理念のもとに、およそ7,000名の若者たちの指導に当ってきた。